機能紹介
【メッセンジャーワイヤーサイズ計算 機能概要】
・架空配線で使用される複数種のケーブルに対応し、指定された架線条件に応じて適切なメッセンジャーワイヤーサイズを自動で算出します。
・操作は簡単で、ケーブル種別・架線距離などの各種条件を入力するだけで結果が表示されます。
結果はPDF形式で保存可能。
官公庁などによる提出・審査用途にも対応しています。
【対応ケーブル】
高圧・電力・弱電ケーブルを中心とした複数種類に対応しており、登録されているため
ソフト内で選択するだけです。
【電線管・ラックサイズ計算 機能概要】
・使用するケーブル種別および配線条件をもとに、適合する電線管サイズおよびケーブルラックサイズを自動算出します。
・操作は簡単で、配線種別の選択・入線本数の入力・ラック段数の指定など、
必要な条件を順に選択していくだけで計算できます。
計算結果として、断面積比率(複数基準)に応じた適合配管サイズ、および適合するラック寸法が表示されます。
一部の線種では、内線規程に基づく情報表示にも対応しています。
※本ソフトはオフラインで動作するExcelツールのため、入力データは一切外部送信されず、安全にご利用いただけます。
【電力用ケーブルラックサイズ計算 機能概要】
・配線計画に基づき、電力・制御ケーブル等の仕様に応じて、適合するケーブルラックサイズを自動で算出する機能です。
・使用するケーブルの種別や敷設本数、段数、配置間隔などの基本条件を順に入力することで、最適なケーブルラック寸法を素早く選定できます。
結果はラック幅・段数等に反映され、施工計画や図面作成時に活用可能です。
【プルボックスサイズ計算 機能概要】
・接続される配管サイズ・本数に基づき、適切なプルボックス寸法を自動で算出します。
・配管接続本数を段ごとに入力し、計算を実行するだけで、配線種別(電線・ケーブル)に応じた最適なプルボックスサイズが即座に表示されます。
入力段を分散させることで、不要に大型のボックスになることを避けることも可能です。
※配管サイズの選定は、事前に【配管・ラックサイズ計算】機能で行い、
その結果を基にプルボックス接続数を設定することで、精度の高い算定が可能です。
【動力ブレーカー選定 機能概要】
動力設備に接続される機器の条件をもとに、
適切な分岐ブレーカーおよび主幹ブレーカーを自動で選定する機能です。
《分岐ブレーカー選定》
電圧種別や使用機器の容量を指定することで、
分岐ブレーカー・ケーブルサイズ・接地線の組み合わせを即時に算出します。
《主幹ブレーカー選定》
接続機器の合計容量と最大機器容量に基づき、
主幹ブレーカー・ケーブルサイズ・接地線および必要なケーブルこう長を一括で選定します。
※電力条件の一部はリスト形式で選択しやすくなっており、近似値対応にも柔軟に対応しています。
【変圧器容量計算 機能概要】
照明・空調・昇降設備等の負荷条件に基づき、単相・三相変圧器の容量を自動算定します。
入力は負荷容量の入力欄に従って進め、実行後に採用すべき変圧器容量が算出されます。
官公庁提出に対応した計算書は、専用ボタンからExcel形式で出力可能です。
一部の補正係数(空調・衛生・非常電源・インバーター対応)は自動で適用され、
設計の精度を高める支援機能として活用できます。
※本機能は入力画面と計算書作成画面が分離されており、
設計図面と整合性確認を目的とした数値確認用の表示にも対応しています。
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【コンデンサ容量計算 機能概要】
変圧器容量・負荷構成・力率条件に基づき、必要なコンデンサ設備容量(kVar)を自動算定します。
変圧器台数・補正負荷容量・力率改善前後の設定により、実効性のある力率改善計画を効率的にサポートします。
計算結果は、採用すべきコンデンサの設備容量および定格容量として表示され、
Excel出力により提出書類の作成にも対応しています。
※無効電力合計値の表示にも対応しており、設計条件が大容量にわたる場合にも有効です。
※入力された値はあくまで確認用であり、正式な書類作成は【計算書作成】画面にて行ってください。
【三相変圧器(消防負荷接続)検討 機能概要】
消防設備と一般動力負荷を同一三相変圧器に接続する場合の容量検討および許容電流判定を表示します。
対象とする変圧器の容量を選択し、消防負荷および一般負荷の諸元(名称、ブレーカー容量、負荷値など)を入力することで、
変圧器の容量に対する負荷バランスと電流値の妥当性を自動で確認できます。
結果は、検討した三相変圧器の負荷容量と、接続条件に応じた基準電流(倍率補正含む)との比較で表示されます。
PDF形式で出力可能なため、提出書類や技術検討資料として活用できます。
※本機能では、消防負荷単独接続と併設接続(一般動力負荷との混在)で判定条件が自動切替され、
設計判断の助けとなるよう設計されています。
※条件を満たさない場合は、変圧器容量の見直しまたは一般動力負荷側の制御(例:インターロック回路)を検討してください。
【設備不平衡率計算 機能概要】
本機能は、施設内に設置された単相・三相変圧器の構成から、
設備全体における不平衡率(%)を自動算出するツールです。
使用する変圧器容量(単相・三相それぞれ)を指定し、実行操作を行うことで、
算出された不平衡率が表示され、設計上の許容範囲を満たしているかどうかの確認に役立ちます。
※計算結果は画面表示と同時にメッセージとして通知され、判断しやすい構成となっています。
※本ソフトはオフラインで動作するExcelツールのため、入力データは一切外部送信されず、安全にご利用いただけます。
【キュービクル重量計算 機能概要】
本機能は、選択されたキュービクルの筐体仕様および搭載機器の構成に基づいて、
キュービクル全体の概算重量を自動算出するツールです。
使用者は、筐体の形式・寸法、主遮断装置、各種機器・変圧器・補助装置などを選択するだけで、
総重量のほか、必要に応じて構成ごとの重量(例:受電盤、電灯盤、動力盤など)を把握できます。
また、1面構成から複数連結型のキュービクルまで対応しており、
設置計画や運搬設計時の事前確認としても有効です。
【電圧降下計算 機能概要】
本機能は、配線条件・負荷容量・配線距離・配線方式などに基づき、
電路における電圧降下とその許容範囲を自動算出するツールです。
地域の周波数や送電方式、電気方式(単相/三相)、力率、負荷容量、こう長、
配線方式およびケーブル種別などを設定することで、
設計条件に即した電圧降下値とその許容範囲を明示し、設計判断をサポートします。
計算結果は即時に画面上に表示され、
必要に応じてExcel形式で提出書類を作成することも可能です(官公庁対応書式)。
需要率や配線方式(例:ケーブルラック使用時の低減率)など、
現場実態に即した補正にも柔軟に対応できる設計となっています。
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※この画面上での入力・確認は設計値との照合を目的とした機能です。
正式な計算書は【電路計算書作成】機能にて別途作成・出力してください。
【照度計算 機能概要】
本機能は、照明設計に必要な基本的な条件をもとに、概算の照度や器具台数、電気容量を自動算出するためのツールです。
部屋の名称や寸法、照明器具の種類、作業面高さ、保守率などの各種パラメータを選択または入力することで、照明計画の目安となる数値を表示します。
計算結果は画面上に即時反映され、必要に応じてExcel形式の書類を作成・保存できます。作成した計算書は、官公庁提出書類としてもご利用いただけます。
また、保守率や照明率などを調整可能な設計となっており、柔軟な運用に対応しています。
【照明経済比較 機能概要】
本機能は、電気料金単価や年間の点灯時間などの基本条件をもとに、
既設照明器具とLED照明に更新した場合の経済効果を概算で比較するためのツールです。
使用場所の電気料金単価や建物名・部屋名、既設器具の種類および器具台数を入力し、
年間の使用時間を設定することで、LED化によるコスト削減効果を画面上に表示します。
また、専用ボタンから既設照明とLED更新後の費用比較表および比較グラフをPDF形式でデスクトップに出力できます。
【耐震強度計算(アンカーボルト・自立形) 機能概要】
本機能は、機器の質量やアンカーボルトの施工条件をもとに、耐震設計に必要な強度計算を支援するツールです。
施工方法やボルトサイズ・種類、コンクリート厚さ、設計用水平震度などの条件を設定し、長辺・短辺方向のボルト本数やスパン、機器の重心高さなどの寸法情報を入力することで、耐震強度の判定結果を画面上に表示します。
計算結果は、設計条件を満たした場合に表示され、専用ボタンから計算内容をまとめたPDFファイルをデスクトップに保存できます。
官公庁提出用書類としてもご利用いただけます。
【耐震強度計算(アンカーボルト・壁掛形) 機能概要】
本機能は、機器の質量や設置環境に応じたアンカーボルトの耐震強度を支援するツールです。
コンクリート壁の厚さや設計用水平震度、施工方法、ボルトのサイズ・種類などの条件を設定し、機器のボルト取付本数やスパン、重心位置などの寸法を入力することで、耐震強度の判定結果を画面に表示します。
計算結果は、条件を満たす場合に表示され、「Desktopに保存」ボタンから計算内容をまとめたPDFファイルをデスクトップに保存できます。
官公庁提出用書類としてもご利用いただけます。
【ベタ基礎計算(屋外) 機能概要】
本機能は、分電盤の寸法や重量、基礎の形状・寸法およびコンクリートの単位重量をもとに、
ベタ基礎の耐震検討をサポートするツールです。
分電盤の幅・奥行き・高さや基礎の幅・奥行き・高さ、根入れ長さを入力し、
コンクリートの種類に応じた単位重量を設定することで、基礎の耐力判定結果を画面に表示します。
判定結果がNGの場合は表示されず、入力値の見直しが必要です。
専用ボタンから計算内容をまとめたPDFファイルをデスクトップに保存できます。
官公庁提出用書類としてもご利用いただけます。
【ベタ基礎計算(屋内) 機能概要】
本機能は、基礎タイプの選択および分電盤の質量や寸法、基礎の寸法、設計用水平震度などの条件をもとに、
屋内設置用ベタ基礎の耐震検討を支援するツールです。
基礎タイプ(A-a、A-b、A-c)を選択し、分電盤の幅・奥行き・質量・重心高さ、
基礎の幅・奥行き・高さ、コンクリートの単位重量や水平震度を設定して計算を実行します。
判定結果がOKの場合、必要な基礎寸法が表示されます。NGの場合は入力内容を見直してください。
専用ボタンから計算内容をまとめたPDFファイルをデスクトップに保存できます。
【ベタ基礎配筋計算 機能概要】
本機能は、分電盤の重量や寸法、積雪条件に加え、基礎の寸法や配筋条件を設定して、
ベタ基礎の配筋強度検討を支援するツールです。
配筋方法(シングル/ダブル)、鉄筋サイズ、配筋ピッチ、コンクリートの基準強度を選択・入力し、
計算を実行することで検討結果を画面に表示します。
専用ボタンから計算内容をまとめたPDFファイルをデスクトップに保存できます。
官公庁提出用書類としてもご利用いただけます。
※基礎検討で算出した寸法値を入力しての計算が可能です。
※キュービクル用ベタ基礎の配筋検討にも対応しています。
【コンクリート柱耐力計算 機能概要】
本機能は、土質条件やコンクリート柱の規格、ケーブル径間および風圧荷重などの設計条件を基に、コンクリート柱の耐力を概算で算出するツールです。
土質の種類や根入れ部の平均N値、コンクリート柱の呼び名を選択し、高圧線・低圧線・通信線の敷設有無や線種、各線のコンクリート柱末口部からの距離、引込盤の寸法などを入力します。
最大3条までの各線の影響を考慮可能です。
「実行」ボタンで計算を行い、選択したコンクリート柱の規格を画面に表示します。
専用ボタンから計算内容をまとめたPDFファイルをデスクトップに保存できます。
官公庁提出用書類としてもご利用いただけます。
【高圧ケーブル計算 機能概要】
本機能は、周波数や設備容量、受電電圧、主遮断器の仕様および配線条件をもとに、
高圧ケーブルの適正サイズや配線特性を概算で算出するツールです。
周波数や設備容量、主遮断器の電流・定格遮断容量、遮断時間サイクル、
ケーブルサイズ、配線方式(管路・気中)およびこう長を入力し、
計算を実行することで結果を画面に表示します。
通電時間を指定した場合は、それに応じた断面積も算出され、別途表示されます。
「Desktopに保存」ボタンからは計算内容をまとめたPDFファイルをデスクトップに保存可能です。
※通電時間の指定は任意です。未入力でも計算は可能です。
【高圧電力電気料金計算 機能概要】
本機能は、設備容量や力率、1日の使用電力量および使用時間を基に、電力会社の料金単価を入力して電気料金の概算を算出するツールです。
基本料金や夏季・その他季の単価、燃料調整費、再生可能エネルギー賦課金などを設定し、計算を実行することで概算料金を算出します。
専用ボタンから計算内容をまとめたPDFファイルをデスクトップへ保存できます。
※計算結果は夏季とその他季の概算値です。
料金プランは各電力会社により異なる場合がありますので、詳細は各社へお問い合わせください。
【三角ブラケット強度計算 機能概要】
本機能は、ボルトの仕様や取付本数、ブラケット種類および設置条件を入力し、
三角ブラケットの強度を概算で計算するツールです。
ボルトサイズ・種類、取付本数、ブラケット(ネグロス製)の選択、
耐震支持点間重量、施工幅や壁からの距離などの条件を設定します。
計算を実行すると、採用すべきボルトサイズや埋込長さが画面に表示されます。
専用ボタンから計算内容をまとめたPDFファイルをデスクトップへ保存できます。
★★重要★★
Windowsのビット数とエクセルのビット数は異なる場合がありますので、ソフトを使用するパソコンのエクセルのビット数を必ずご確認ください。
計算機能紹介
1)機能紹介(フォームで確認+PDF形式の計算書作成)
下記の計算はフォームを入力し【Desktopに保存】ボタンをクリックするとPDFファイルの計算書をデスクトップに保存します。(フォームで入力した数値が計算書に反映されます)
①メッセンジャーワイヤーサイズ計算
②三相変圧器(消防負荷接続)検討
③コンクリート柱曲げ耐力、高圧ケーブル計算
④高圧電気料金計算
⑤照明経済比較
⑥耐震強度計算・基礎・配筋計算
2)機能紹介(フォームで確認+エクセル形式の計算書作成)
下記の計算はフォーム上で結果のみ確認。計算書を作成する場合は【計算書作成】ボタンをクリックし、計算シート内で数値を入力し【Desktopに保存】ボタンをクリックするとエクセルファイルの計算書をデスクトップに保存します。(フォームと計算書の入力値は連動させていませんので計算書を作成する場合は、直接シートに値を入力してください)
①電路計算書(フォーム+計算書作成)
②動力設備負荷表(計算書作成のみ)
③動力設備負荷容量集計表(計算書作成のみ)
④電灯設備負荷容量集計表(計算書作成のみ)
⑤コンデンサ容量計算、変圧器容量計算(フォーム+計算書作成)
⑥照度計算書(フォーム+計算書作成)
3)機能紹介(フォームで確認)
下記の計算はフォームでのみ計算結果の確認。
①電線管・ラックサイズ計算
②電力用ケーブルラックサイズ計算
③プルボックスサイズ計算
④動力ブレーカー選定
⑤概算電気容量計・算電気室面積
【フォーム・計算書作成機能について】
フォームは、設計図面の整合の確認または設計図面作成の時に使う機能です。
計算書は、役所に計算根拠を求められますので提出する資料を作成するための機能です。
このページに掲載の「電気屋さんの設計支援ソフト」および関連ロジックは、
sy.soft(https://sysoft.amebaownd.com/)の**独自開発による知的財産**です。
無断での模倣・転用・転載を固く禁じます。
本ソフトウェアの内容は著作権登録済であり、違反が確認された場合は**法的措置(差止め・損害賠償等)**を含む厳正な対応を行います。
※本ソフトはオフラインで動作するExcelツールのため、入力データは一切外部送信されず、安全にご利用いただけます。
【ご注意ください】
一部のWeb上で動作する計算システムでは、入力した数値や情報がインターネットを経由してサーバーに送信されます。これらの情報は、運営者の方針により保存・利用される場合があります。
機密性の高い情報(建物名(物件名)・容量・設計条件等)は、保存方法や削除方針が明確な信頼できるシステムでご利用ください。